松本清張_旅の画集〈2〉−−エッセイ 旅のエッセイC

題名 旅の画集〈2〉 旅のエッセイC 
読み タビノガシュウ〈2〉
原題/改題/副題/備考 週刊 松本清張 3 『ゼロの焦点』 (旅 1963/03を再録)旅の画集〈1〉
本の題名 週刊 松本清張 4 『黒革の手帳』 (旅 1963/03を再録)旅の画集〈2〉 【047】 
出版社 (株)デアゴスティーニ
本のサイズ 雑誌(A4ファイル)
初版&購入版.年月日 2009/11/16●初版
価格 552円+税(28円)
発表雑誌/発表場所 『旅』 1955/03月発行
作品発表 年月日 1963年03月
コードNo 19630300-00000000
書き出し 山陰路
私は九州で育ったが、父は鳥取県の奥のほうで、中国山脈の脊梁に近い日野郡矢戸村という所である。
せんねん、講演旅行で山陰地方で山陰地方をまわったが、同行に井上靖氏がいあた。第一夜は城崎であった。
城崎というと、すぐに志賀直哉氏の「城崎にて」が思い出される。宿の女中に訊くと、志賀先生がいやはった所はあの麓でっせ、と指さして教えてくれた。こんもりした山に木が鬱蒼としていた。城崎は両側の丘が町にせり出した細長い通りだ。
作品分類 エッセイ 
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