松本清張_一九五二年日航機「撃墜」事件

題名 一九五二年日航機「撃墜」事件
読み 1952ネンニッコウキ「ゲキツイ」ジケン
原題/改題/副題/備考 1992年4月刊行の単行本(新潮社刊)を文庫化したもの
本の題名 一九五二年日航機「撃墜」事件【蔵書No0213】
出版社 (株)角川書店
本のサイズ 文庫(角川文庫)
初版&購入版.年月日 1994/12/25●初版
価格 520(税=15)/古本349=(1+送料340)
発表雑誌/発表場所 一九五二年日航機「撃墜」事件」(単行本/角川書店)
作品表発表 年月日 1992年(平成4年)4月30日
コードNo 19920430-00000000
書き出し 昭和27年4月9日午前七時三十四分、大阪経由福岡行のマーチン二〇二か型双発「もく星」号は乗客三十三名、乗務員四名、郵便物百十七キロ、貨物七十六.九キロ、手荷物二百十四キロ、燃料一千キロを積んで羽田を離陸した。その日は前夜にひきつづいて風雨だった。気象庁では、千ミリバールの低気圧が潮岬から東海道沿岸に沿って北上中で、午後には関東沖に抜ける見込みと予想した。その日の正午、富士山頂観測所からの報告では、気温零度、氷まじりの強い雨が降っている。「もく星」号には八幡製鉄社長三鬼隆・同社秘書瀬口・漫談家大辻司郎らが乗っていた。三鬼は九日午後に八幡で重要な会議があり、これが急だったので「もく星」号に瀬口秘書を帯同したのである。
作品分類 小説(長編) 256P×470=120320
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