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「19」
清張作品に登場する
女性の名前に関する考察
同名の名前が増えた場合は追記として登録。
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その名は
友子・伴子・とも子
(トモコ)
●友子 「二冊の同じ本」
●伴子 「百円硬貨」
●とも子 「犯罪広告」
------------------------------------------------------------- ※自虐的説明 「二冊の同じ本」の友子は、主役の妻だが、その存在は重要だ。紹介作品としては初期のもので、紹介内容がお粗末。 「百円硬貨」の伴子は、主役。登場人物は二人だけで、小説の内容は比較的単純である。心理劇的な内容で、清張ならではの終わり方のような気がする。 「犯罪広告」のとも子は、主役の妻。名前のからくる印象は、ひらがなのせいか、穏やかな人物に映る。夫の犯罪を手伝う悪女。 なぜか、登場人物の説明が簡単に済まされている。 「トモコ」の読みだが、名前は書き分けられている。他の名前でも言えることだが、作家としての配慮が伺える。 2024年01月21日記 |
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