清張関連本_【松本清張研究014】

松本清張研究 第十四号(2013年)

本の題名 松本清張研究 第十四号(2013年) 
読み マツモトセイチョウケンキュウ ダイ14ゴウ(2013ネン)
著者  
出版社 北九州市立松本清張記念館
本のサイズ A5
初版&購入版.年月日 2013/03/31●初版
価格 1852円+税(148)2000円
目次 特集 初期短編小説 巨大な清張文学の母胎

対談 拝啓、清張先生 清張作品の魅力再発見             北村薫・宮部みゆき

論文
松本清張の作家としての出発 −−初期作品の可能性の射程−−  小森陽一
〈士族〉の矜持 −−松本清張「啾々吟」論                 石川功
「或る『小倉日記』伝」と強者の論理 モデルの扱い方を起点として   大井田義彰
松本清張の初期小説と自伝的要素                     松本常彦
初期作品に見る敗れゆく者たち                        川本三郎
エッセイ
清張の言うクリスティの「砂袋」とは                      数藤康雄
『鬼畜』の利一を想う                              郷田マモラ
やはり救済者、清張                              島田荘司

特集
国際共同研究 東アジアにおける松本清張作品の受容
 魯迅「故郷」と松本清張における
 「父系の指」から「張り込み」への展開」と                   藤井省三
 松本清張と丸山眞男の朝鮮                          南冨鎭
 清張ミステリーと中国  −−映像メディアの力               王成
 『種族同盟』から『黒の奔流』への逆転
 清張文学の女性像をめぐって                          千桂玲
 メディア、流行文学とテレビ・受容
 −−香港一九八〇年代における松本清張翻訳ブーム           関詩珮
 「ゆがんだ複写」:一九八〇年代台湾における松本清張の翻訳と受容  陳國威

記念館研究ノート
松本清張「駅路」論  −−マサセット・モームを手がかりに         蛹エ暁子

記念館だより
編集後記
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