清張関連本_【松本清張研究004】

松本清張研究 第四号(2003年) 特集:清張ミステリーの〈現在〉

本の題名 松本清張研究 第四号(2003年) 
読み マツモトセイチョウケンキュウ ダイ4ゴウ(2003ネン)
著者  
出版社 北九州市立松本清張記念館
本のサイズ A5
初版&購入版.年月日 2003/03/31●初版
価格 1905円+税(95)2000円(送料:320/2冊)
目次 ミステリー工房の秘密                                           阿刀田高
特集
清張ミステリーの〈現在〉
座談会 松本清張の時代に生きて    森村誠一.郷原宏.山田有策
風景の複合                                                 川本三郎
〈赤い鰊〉の群れる海 −−『蒼い描点』と『天才画の女』                       郷原 宏
社会派ミステリーから社会派サスペンスへ −−『黒い福音』と『聖獣配列』−−        綾目広治
社会派推理小説における「メディア」の機能  −−『不安な演奏』を可能にしたもの−−    仲正昌樹
松本清張の〈小市民〉 −−復習と挫折−−                              栗坪良樹
「悪」へと反転する「正義」 −−『眼の壁』と『けものみち』を中心に−−             小笠原賢二
明子はなぜ殺されたか −−「表象詩人」論−−                           平岡敏夫
古びることのない新しさ                                          山前 譲

再録・推理小説の文章                                          松本清張

◇『黒い画集』をめぐって
「遭難」の内と外  −−『週刊朝日』と『黒い画集』−−                       藤井淑禎
中年男の六〇年前後 −−「坂道の家」−−                             大井田義彰
「黒い画集 あるサラリーマンの証言」 −−映像と記憶−−                    中沢 弥
『黒い画集』における模索と実験の跡 −−「遭難」「証言」「坂道の家」 の校異を通して−− 中川里志

作家アンケート
「松本清張 再発見のために」
明野照葉、阿刀田高、泡坂妻夫、折原一、佐野洋、島村匠
城山三郎、西村京太郎、葉治英哉、古川薫、三咲光郎、宮部みゆき
村雨貞郎、森村誠一、山本一力、山本音也、和久俊三

〔書評〕藤井康栄『松本清張の残像』

「行者神髄」論 −−〈物書きの魔(デモン)〉について−−                      天沢退二カ


記念館だより
編集後記
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