清張関連本_21

松本清張を読む『張り込み』から『砂の器』まで  細谷正充 

本の題名 松本清張を読む
読み マツモトセイチョウヲヨム
著者 細谷正充
出版社 KKベストセラーズ(ベスト新書)
本のサイズ 新書
初版&購入版.年月日 2005/02/01●初版
価格 819(780+39)
目次 はじめに

西郷札 作家デビューを果たした記念的作品

或る「小倉日記」伝 ジャーナリスティックなセンスを巧みに物語に取り込む

張り込み 小市民の日常をリアルに描いた傑作

点と線 日本の推理小説を塗り替えた記念すべき作品

眼の壁 ミステリーをエンタテイメント・ノベルの花形へ成長させる

無宿人別帳 本当の悪の在処を剔別した清張流江戸の悪

ゼロの焦点 ロマンティク・ミステリーの先駆的作品

かげろう絵図 時代小説に新機軸を打ち出した時代ミステリー

黒い画集 山岳ミステリーの先駆的作品

小説帝銀事件 ノンフイックションを書くきっかけを作る

霧の旗 特異な女性の魅力を描いた復讐譚

天城越え 少年の性の目覚めを活写

黒い福音 巧みな手法を駆使した倒叙ミステリー

球形の荒野 清張ブームを乗り越え、さらに成長した意欲作

砂の器 新旧の時代の相克を描いた清張作品の代表作

時間の習俗 ミステリー作品として完成度を高めた『点と線』の姉妹編

けものみち エロティシズムをグロテスクな形で表現

ガラスの城 大企業を舞台にリアルなミステリーを描く

神と野獣の日 人類破滅をテーマにしたSF

陸行水行 古代ロマンをかきたてる歴史推理

砂漠の塩 初めて海外を舞台にした”創作上の冒険”

中央流沙 官僚主義の弊害を描いた意欲作

黒の回廊 自分を愛してくれる読者に向けて書いた本格ミステリー

西街道談綺 日本の伝奇小説に独自の境地を示した大作

文豪 評伝小説を集めた文学ミステリー

火の路 考古学界を驚愕させた新聞小説

渡された場面 ”禁忌の連歌”の冒頭を飾る

渦 テーマへのこだわりを追求した社会派ミステリー

十万分の一の偶然 ”偶然”を”必然”として描く

神々の乱心 日本の歴史を塗り替える陰謀

松本清張略年譜

松本清張主要著作

主要参考文献
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